睡眠不足はストレス耐性を低くする。十分な睡眠でストレス対策を

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睡眠不足というものは美容の大敵とされますが、心(ストレス)に対しても大敵なのです。睡眠が十分に取れないと副腎からコルチゾールと呼ばれるホルモンの分泌が減少してしまいます。このコルチゾールはストレスに対応するホルモンですので、分泌量が減少するとストレスに対して弱くなってしまうのです。

副腎とコルチゾール

コルチゾールは副腎という臓器から分泌されるホルモンです。ストレスから自分を守るはたらきがありい、ストレスを受けた時に副腎から分泌されてストレスに対応してくれるのです。

このコルチゾールに関連する病気としては過剰分泌による「クッシング症候群(高血圧や体重の増加、骨粗鬆症、むくみ)」、分泌量の減少により発症する「アジソン病(倦怠感、食欲不振など)」などがあります。

最近の研究では、ストレスなどによって副腎がコルチゾールを分泌し続けると、そのまま副腎が疲弊してしまいコルチゾールを分泌できなくなるとも言われています。

その代表的な理由として「たび重なるストレス」「睡眠不足」「栄養不足」があげられます。
ストレスを受け続けることでコルチゾールの分泌が続きます、これによって副腎が疲労してしまうというお話。もう一つは生活において副腎が休息できるタイミングは睡眠時なのですが、睡眠時間が短くなること副腎が急速できないことになります。
最後の栄養としては「ビタミンC」が重要です。副腎は多くのビタミンCを必要としますが、これが不足すれば当然疲労してしまいます。

副腎の疲労によってコルチゾールが十分に分泌されないと様々なストレスに体が対応できなくなり、慢性的な疲労や記憶力の低下などの諸症状を引き起こしてしまいます。

血中のコルチゾールは血液検査でチェックできます。ストレス性の病気の疑いがあるにもかかわらず解決できない場合は副腎の問題も疑ってみるのも一つの手段だそう。

 

大切なのは睡眠、睡眠不足、ながらスマホは要注意

副腎の疲れに対して有効とされるのは「十分な睡眠」が大切です。睡眠に関しては「なぜ眠れないの?知らぬ間にやっている睡眠妨害の原因と対策」、「質の良い睡眠と目覚めをもたらすルールと最適グッズ」などでも記事にしているのでぜひご参照ください。

また、食生活におけるビタミン不足などもマイナス。食生活にも気を使いましょう。
特に重要な栄養素はビタミンCです。「レモン」のような食品のほかビタミンCの爆弾と言われる「ローズヒップティー」などもお勧めです。

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