みなさん、シアバターというクリームをご存知ですか?
日本でもコスメブランドで取り扱われているシアバターは、人々の注目を集めている美容アイテムです。オイルやクリームという美容商品が多い中、バターという名は美容アイテムとしては、珍しい響きですよね。
今回は、そんなシアバターの効果と使い方についてご紹介します。
シアバターとは?
シアバターとは、ナイジェリアやマリ、ガーナといったアフリカ諸国に生息する「シアの木」の種子から採れる保湿力の高い植物性の油脂です。常温のときはバターのような固形であることから、オイルではなくバターと呼ばれています。
このシアの木が生息している地域では、シアバターは古来から、薬として利用されてきました。万能の薬であると知られ、傷や火傷の治療や日焼け止めやかゆみ止めにもなります。また、厳しい乾燥からお肌を守るために天然の保湿クリームとして使われてきました。
今では世界の様々な有名美容ブランドや美容ショップがシアバターの美容効果に着目し、シアバターそのものや、シアバターを配合した固形石けんやシャンプーを商品化したことで、注目が集まりました。
シアバターの美容成分
シアバターの主な成分は、肌馴染みの良いオレイン酸、ステアリン酸です。その他にもリノール酸やパルミチン酸などの脂肪酸が含まれています。これらの脂肪酸は、人の皮脂と似た成分で、肌になじみやすく、長時間保湿が持続します。ステアリン酸は、非常に酸化しにくく抗酸化作用があります。
オレイン酸も肌になじみ、長時間保湿が持続します。
シアバターの効果
保湿力
シアバターに含まれるオレイン酸やステアリン酸が、肌によくなじみ、乾燥肌を防いでくれます。ガーナでは生まれたばかりの赤ちゃんの全身にシアバターを塗る習慣があるほどです。
抗炎症作用
ニキビや吹き出物、そのほか肌の赤みなど、お肌に起こっている炎症を抑え、快方に向かわせてくれる効果があります。そのため、この効果を傷や火傷に利用されていましたが、今では美容のケアとして利用されるようになりました。
アンチエイジング・酸化防止作用
シアバターにはお肌の酸化を止める効果もあり、肌に塗ることで肌の老化やシミの発生を防いでくれます。
シアバターの使い方
一般的な美容クリームと同じ用途でご使用いただけます。
顔に塗る場合は、1円玉の半分ほどの面積を手に取って両手で充分に温め、溶かすようにして薄く伸ばしましょう。少量でも薄く伸びます。
シアバターは通常の美容クリームよりも油脂が高く、伸びがとても良いのが特徴です。そのため、ベタつきやすいので付け過ぎに注意しましょう。
使用のポイント
シアバターはあくまで保湿を行ってくれますが、お肌に水分を与えるという機能はありません。そのため、先に化粧水などのケアを行っておきましょう。
オススメシアバター
リーズナブルな価格で、潤いをもたらしてくれるシアバタークリームです。
最後に
いかがでしたか?
シアバターの効果と使い方についてご説明しました。
美肌やアンチエイジング効果があることはうれしいですね!秋は乾燥しやすい季節ですし、気になる方はぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- 健康食品2015.01.20きつい風邪や喉の痛みにオススメ!マヌカハニーの効能
- スキンケア2014.10.24ニキビケアや保湿に!美肌になるシアバターの効果と使い方
- ダイエット2014.07.16食べながら痩せられる!健康や美肌にも良い雑穀米の秘密
- 入浴2014.06.30美肌や疲労回復に効果的!ぜったいオススメな半身浴の正しいやり方