肝臓や胃腸を守ろう!飲み会で気をつけるべき7つの知識

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beer

これから冬にかけて飲み会シーズンとなり、

お酒を飲む機会も増えてきますね。

楽しくお酒を飲みたいところですが、女性は男性に比べてアルコール代謝が悪いため、飲酒の量が男性の半分でも肝硬変になる可能性も高いとか。

そこで、より良くアルコールを代謝する、

お酒の飲み方や食事を工夫すれば辛い思いをせずに済みますよ。

今回は、飲みに関する知識をご紹介します。

アルコール代謝の仕組み

飲んだお酒が肝臓に運ばれ、分解・解毒されることをアルコール代謝と言います。

アルコールは、まずアセトアルデヒドに分解されます。その後、無害な酢酸となり、

最終的には汗、尿、息などになって排出されます。

しかし、たくさんお酒を飲んで代謝が追いつかないと、

有害物質のアセトアルデヒドの作用で、むかつきや吐き気などを引き起こします。

 

胃、小腸で吸収

肝臓に入り、アルコールを分解(有害物質・アセトアルデヒドへ)

アセトアルデヒドを分解(無害物質・酢酸へ)

排出(汗・尿・呼気)

 

カラダに良い赤ワインの適量とは?

抗酸化作用のあるポリフェノールを含む赤ワインは、動脈硬化や心筋梗塞などの予防になるといわれています。適量のお酒は死亡率が低いことが分かっています。しかし飲み過ぎは厳禁です。目安としては、ワインは180ml、日本酒は1合、ビールは500ml程度です。

飲み過ぎると、肝臓に脂肪がたまる脂肪肝や肝細胞に炎症が起きて、アルコール性肝炎などを引き起こします。

 

糖類・プリン体ゼロのお酒はたくさん飲んでも大丈夫?

実は、たくさん飲んでいいという訳ではありません。

糖類は過剰摂取が生活習慣病を招き、プリン体は体内で通風の原因となる尿酸に変化するとされています。これらがオフとなっているお酒は、魅力的ですが糖類の場合、100ml辺りの糖質含有量が0.5g未満まではゼロの表示が可能なのです。そのためゼロと表記があっても、厳密にはゼロでないというものもあるのです。つまりたくさん飲んでも良いということにはなりません。

 

ウコンを飲めば、とりあえず安心していいの?

ウコンは肝機能を高めてくれるといわれていますが、ウコンを摂取したからといってお酒を大量に飲んでいいという訳ではありません。

実は、人間が一生で飲めるお酒の量は決まっています。多い人でアルコール量500kgくらいです。500mlの缶ビールに置き換えると25,000本。一定量を越えると肝臓を壊してしまいます。

 

 

昔弱かった人が飲めるようになるのはなぜ?

吐き気や頭痛の原因となるアセトアルデヒドを分解するアセトアルデヒド脱水酵素という酵素は、

活性が強い、弱い、全くないの3タイプに分かれます。そのため、活性が弱いタイプの人は、

飲んでいくうちに活性が上がり、飲めるようになることもあります。

しかし、このタイプの人は無理して肝臓を壊しやすい傾向にあるので注意しましょう。

 

水と一緒に飲めば酔わない?

アルコールを代謝するには水分が必要です。

できればアルコールと同じ量の水を摂り、脱水症状を防いで代謝を促しましょう。

また代謝を上げるには糖質も必要ですが、糖質は食べ過ぎると太る原因になるので、量は控えめにしましょう。

オススメのおつまみは、胃腸をガードする豆腐やチーズ、干しぶどうなどです。

 

飲むときは適量を知ってゆっくり楽しむ

一般的に楽しく飲めるのは、「ほろ酔いの状態」までといわれています。

ほろ酔いになる酒量の目安は、ビールでは500ml〜1l程度です。

※飲める量には個人差があるので、自分の適量を知ることが大切です。

 

 

 

最後に

いかがでしたか?飲みに関する知識をご紹介しました。

これから始まる飲み会シーズンに向けて勉強しておくと、より楽しく安心して飲み会ができるのではないでしょうか。

ぜひ、ご参考にされてください。

 

 

投稿者プロフィール

mayukou
mayukouwebデザイナー
美容と健康を研究中の30代です。特に、アンチエイジングが気になる今日この頃です。スーパーフードが好きです。特に、チアシードやココナッツオイルは、よく料理します。webをはじめとしたデザインのお仕事をしています。水彩画を勉強中。当ブログの中のイラストなども描いています。
とくなび福岡で「福岡の記事も寄稿」しています。
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