美の秘訣は食事から!食品に含まれる5大栄養素を知ろう

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スキンケアやダイエット、メイクに手間をかけるのも良いですが、美しさは体の内側からも作ることができるんです。
それが栄養バランスの取れた「食事」。
健康だと肌もイキイキと輝き、気持ちにゆとりも出てきます。
ぜひこの機会に栄養素とその役割について勉強してみましょう!

 

 

 

 

五大栄養素とは?

エネルギーを供給するもの、または成長・発達・生命の維持に必要もので、かつ不足すると特有の生化学または生理学上の変化が起こる原因となるものをいいます。
五大栄養素は、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの5つ。

 

では早速、これらの役割や働きについてご紹介していきますね。

 

 

たんぱく質

たんぱく質は体をつくるために欠かすことの出来ない栄養素です。
筋肉、皮膚、臓器、髪の毛などあらゆる組織に合成されます。
不足すると、筋肉量が低下したり、免疫力が下がったりするので注意しましょう。
野菜にはあまり含まれておらず、肉や魚介類、豆類などに多く含まれています。

 

 

炭水化物

体を動かすためのエネルギーの源になる栄養素で、「糖質」と「食物繊維」をあわせたものです。
たんぱく質や脂質よりも消化吸収が早いため、食べてすぐにエネルギーとして利用されます。
ただし過剰に摂取すると中性脂肪として蓄えられてしまうため注意が必要です。

 

 

脂質

脂質は体を動かすためのエネルギーとして使われたり、体の中で神経組織、細胞膜、ホルモンなどを作るのに欠かせない栄養素です。
肉や魚、豆や種実などに多く含まれますが、野菜にはあまり含まれていません。
脂質も炭水化物と同様に摂取しすぎると中性脂肪として体内に蓄えられてしまうため、過剰摂取には注意しましょう。

 

 

ビタミン

ビタミンは、たんぱく質、炭水化物、脂質の働きをサポートしてくれる栄養素で、健康を維持するために欠かすことのできない成分です。
水に溶ける水溶性ビタミンと、水に溶けずに脂にとける脂溶性ビタミンに大別されます。
ここでは、代表的なビタミンをご紹介しますね。

 

ビタミンA (脂溶性ビタミン)

目の健康に必要不可欠なビタミンで、視力を保つ働きがあります。
また、皮膚や粘膜を健やかにしてくれる働きも担っています。
ニキビを潰して傷を残してしまった肌の代謝を促進してくれるため、ニキビ跡などで悩んでいる人はビタミンAを意識して摂取してみてください。
野菜類に含まれているビタミンAは「カロテン」、動物性食品に含まれているビタミンAは「レチノール」と呼ばれます。

 

 

ビタミンD (脂溶性ビタミン)

カルシウムの吸収をサポートするビタミンで、体内でのカルシウム濃度を調整する働きも担っています。
不足すると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の原因になります。
魚介類、卵類、きのこ類に多く含まれ、野菜からの摂取が難しいビタミンですが、紫外線を浴びることで皮膚でも合成されます。

 

 

ビタミンE (脂溶性ビタミン)

抗酸化作用が高く、動脈硬化、ガンの予防に役立つとされているビタミンです。
生活習慣病の予防にも期待できます。
抗酸化作用が高い=体がさびない、つまり老化しにくいという美容に嬉しい効果も。
また、ビタミンCと併せて摂取すると妊娠中毒症を改善できるともいわれています。
ビタミンEは熱や紫外線に弱く、酸化しやすいという性質をもちます。
ナッツ類やヒマワリ油、赤ピーマンなどに含まれています。

 

 

ビタミンC (水溶性ビタミン)

ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートするビタミンです。
皮膚や血管、筋肉などを丈夫にしてくれます。
また、日焼けによるシミを防ぐということでも知られていますね。
野菜や果物に豊富に含まれていますが、水に溶けやすく、加熱すると壊れてしまうという特徴があります。
調理の際は洗い過ぎない、過熱しすぎないという点に注意しましょう。

 

 

ビタミンB1 (水溶性ビタミン)

糖の代謝を促進してくれるビタミンで、神経や筋肉を健やかに保つために必要なビタミンです。
不足すると糖質をエネルギーに変換することができず体脂肪にしたり、疲労物質が蓄積され疲れやすくなります。
つまり、ビタミンB1が不足すると太りやすくなる、ということ。
どんなにダイエットしていてもビタミンB1が不足していては痩せられないんですね。
ビタミンB1は豚肉やウナギに豊富に含まれており、他にはきのこ類、海藻類、豆類に含まれています。

 

 

 

ミネラル

ミネラルには、カルシウムやナトリウム、亜鉛や鉄があります。
身体が健やかに生きていくための機能の維持やサポートを行ってくれる栄養素です。
ミネラルが不足すると骨粗鬆症を引き起こしたり、貧血を引き起こす可能性があります。
ミネラルの中でも鉄分は不足しがちですが、ナトリウムは不足することがほとんどなく、逆に過剰摂取することで高血圧や脳卒中などの生活習慣病の原因となってしまうので注意が必要です。

 

 

 

さいごに

いかがですか?
五大栄養素には、それぞれ健康に美しく生きていくうえで欠かすことのできない働きがあるということがわかりますね。
最近なんだか体が疲れている、肌が荒れてきたという方は、食生活を見直してみてはいかがでしょうか?
ぜひ、毎日バランスの取れた食生活をこころがけ、内側からも美しく輝いている女性を目指してくださいね!

 

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