
以前、韓国コスメか浸透し始めた時に聞いたBBクリームは、今は定番として出回っていますが、CCクリームやDDクリーム、さらにEEクリームというものまで出てきて、違いがよくわからない、どんなものが自分に合っているか迷っている方は是非読んでみてくださいね。
そもそもBB・CC・DD・EEクリームの違いって?
それではそれぞれの特徴を見ていきましょう。
BBクリームの特徴 メリット、デメリット
韓国コスメで人気が出たBBクリームは、Blemish BalmまたはBlemish Baseの略で、元々はドイツの皮膚科でピーリングの後に肌を保護しながら再生を促すファンデーションとして開発されています。
それが韓国に浸透し、保湿しながらお肌を修復してくれるようなファンデーションとして、様々な美容成分やUVケア成分を強化しながら一般的に使いやすい独自の商品が出回り、それが日本でもブームになったのです。
BBクリームは、特にカバー力があり、下地・ファンデーション・コンシーラーを全て1つで兼ね備えた化粧品です。
■メリット:カバー力に優れており、スキンケアの後にこの1本でOK。マット感のある仕上がり、コンシーラーが要らない。
■デメリット:カラーバリエーションが少ない。べたっとして伸びが悪い。塗り方によっては厚塗りに見える。
CCクリームの特徴 メリット、デメリット
CCクリームは、Care+Control(ケアしながらコントロール)、Color Correcting(色の補修)、Color Control(色のコントロール)の略で、肌色補正をしながら素肌をキレイに見せてくれるスキンケア効果のあるクリームです。欠点を隠すカバー力よりも、トーンアップして若々しく透明感のあるツヤ肌を演出し、BBクリームよりもBBクリームよりも軽いつけ心地でスキンケア効果が高いのが特徴です。スキンケア効果の高い下地・ファンデーションを1つで兼ね備えた化粧品です。ナチュラルメイクに適しています。
■メリット:肌を完全にカバーせずに透明感を保ちながら肌トーンを均一にして明るく見せるので若々しく見せてくれ、色ムラを無くなる。スキンケア効果が高く、保湿力も高くアンチエイジング成分も入っており、肌を健康に保ちながらナチュラルメイクが実現。
■デメリット:カバー力が弱く、ものによっては白浮きしてしまう。
DDクリームの特徴 メリット、デメリット
DDクリームは、アメリカで発売されたクリームです。Dynamic Do-all(強力なオールインワン)、Daily Defense(日常的な保護)の略で、BBクリームのようなテクスチャでありながら、CCクリームの保湿力も加え、日焼け止め効果があります。日焼け止め効果がないものもあるので購入時は注意しましょう。アンチエイジング効果の高い化粧水・美容液・日焼け止め・下地・ファンデーションを1つで兼ね備えた化粧品です。
■メリット:日焼け止め効果が高く、保湿力・アンチエイジング機能が高く、BBクリームよりもカバー力が高い。
■デメリット:BBクリームのマット感があり塗りムラが出やすいので塗り方に工夫が必要。
EEクリームの特徴 メリット、デメリット
EEクリームは、2014年にイギリスで発売されました。国別に表現は異なりますが、Ever Effect(さらに効果的)、Energy Enchancer(エネルギー増強)、Early Elimination(早期の除去)、Extra Exfoliation(余分な死んだ細胞を除去)の略です。カバー力、色調補正、保湿・アンチエイジング、紫外線対策が詰まった1本です。多忙で時短したい方や、時短でも若々しくキレイにケアやカバーをしたい方にオススメ。すべての肌質に合ったクリームになります。 BB、CC、DDクリームのいいとこ取り、すべて兼ね備えているアイテムです。
■メリット:日焼け止め効果が高く、保湿力・アンチエイジング機能が高く、BBクリームよりもカバー力が高く軽いタッチ。
■デメリット:まだまだ、日本に浸透していないので手に入りにくい。
それぞれの正しい使い方
BBクリーム
スキンケア→日焼け止め→馴染んでからBBクリームを塗ります。パフを使うとキレイに仕上がります。
CCクリーム
洗顔後、そのままCCクリームをのせて指で伸ばします。
DDクリーム
スキンケア→馴染んでからDDクリームを指で叩きながら塗っていきます。べたついたいるところはティッシュオフ。
EEクリーム
洗顔後、そのままEEクリームをのせて指で伸ばします。
特徴まとめ
BBクリーム
しっかりメイクをコンシーラーレベルのカバー力がある
CCクリーム
ナチュラルメイクのデイリー使いとして、色調補正で透明感のあるカバー力がある
DDクリーム
カバーしたいが軽いタッチでUVカット効果とアンチエイジング効果のオールインワン
EEクリーム
より細胞活性させながら時短を実現したBB〜DD全てを兼ね備えたハイスペッククリーム
あとがき
これまで導入美容液、化粧水、美容液、乳液、美容クリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションという順番でかなりのコストをかけてきた方は多いので多いのではないでしょうか?著者もその一人でしたが、30代に入ってからは化粧下地のみの日、40代に近づくとさらに色調補正してくれる日焼け止めとフェイスパウダーやコンシーラーのみの日が8割の日々になっていました。手抜きというよりも、あまり何層もバッチリメイクする必要がないように思えてきたからです。
今の時代は、ナチュラル肌を実現してくれるいろんなクリームが登場したおかげで、保湿をしながら薄づきメイクができるので、厚塗りしてきた人はより自然体に、あまりメイクしたくない人には薄づきのCCクリームで垢抜けた印象になる両者に嬉しい時代になってきたかと思います。
自分の肌や欲しい機能、季節や使用目的別にあった物を活用していくことで、ライフスタイルにあったものを取り入れましょう。何れにしても、紫外線対策はしっかりと、そしてしっかりとオフをして肌を健康に保って行けるように心がけましょう。
【他の参考記事】
美肌が簡単に実現!BBクリームが進化したCCクリーム
肌に負担をかけずに時短メイクを叶えるBBクリームの使い方
頑張りすぎない!素肌っぽいナチュラル肌のつくり方
投稿者プロフィール

- 古くから伝わるものからトレンドまで幅広く情報をリサーチしています。ビューティーアドバイザーの経験を持ち、企業にてデザインやライティングを経験。コスメ、ファッション、グルメ、音楽、映画、芸術などに興味がありナチュラルライフを目指しています。いくつになっても美しくいたいのは世界共通。女性が頑張りすぎず、自分らしく心地良く輝くための記事を発信していきます。
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