食べるだけで痩せる!?干しえのきのパワーがすごい!

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安くておいしい「えのきたけ」。
お鍋や炒め物など、幅広い料理に使われていますよね。
実はこのえのき、たったひと手間加えるだけでダイエットの心強い味方になってくれるパワーを持っているんです!
そのひと手間とは、ただ「干す」だけ!
ここでは、干しえのきが持つパワーと、干しえのきの作り方をご紹介してきますね。

 

 

 

 

なぜ「干しえのき」なのか?

えのきにはエノキタケリノール酸という成分が豊富に含まれていますが、日本薬科大学の渡邉康夫教授らが行った薬物動態研究において、このエノキタケリノール酸に含まれる脂肪酸群が、内臓脂肪の減少効果や、肥満を抑制する作用があることが分かったのです。

 

つまりえのきは、痩せやすく、そして太りにくくしてくれる、ダイエットを頑張る人に嬉しいパワーを持っていたんです!

 

ただしこのエノキタケリノール酸は頑丈な細胞壁で守られていて、通常の食べ方では身体に吸収されにくくなっています。
しかし、えのきを干して水分を抜くことでその細胞壁が壊され、成分の吸収率がぐんとアップするのです。
しかもそれを細かく刻むとエノキタケリノール酸はさらに増加するそう。
また、天日干しすることでビタミンDの量が2に増えるため、ダイエットだけでなく骨粗鬆症などの予防にもなります。

 

 

干しえのきの作り方

では、早速干しえのきのレシピをご紹介します!
簡単に作れますが干す作業で数日かかるので、ある程度まとめて作ったほうが良いでしょう。

 

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1:えのきを石づきの部分でカットし、1本ずつバラバラにほぐす。

ちょっと面倒な作業ですが、ここで細かくバラバラにしておいたほうが満遍なく乾燥させることができ、仕上がりも変わるのでぜひしっかりほぐしましょう。

 

 

 

 

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2:ザルや新聞紙などの上にえのきを広げ、天日干しする。

ザルや新聞紙、ダンボール、あまり使わないまな板などの上にバラバラにしたえのきを広げ、天日干しをします。
水分がしっかりと抜けるまで、1日から3日程度干しましょう。
※ 日光に必ず当てる必要はなく、風通しの良い場所に置いておけばOK。

 

 

 

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3:水分が抜けてカラカラになったえのきをフライパンで軽く炒る。

完全に水分を抜くために、フライパンで軽く炒ってください。
お箸で混ぜながら1分~2分程度、色が変わるまで炒ります。

 

 

 

 

enoki44:完成です!

多めに作って、ジップロックやタッパに詰めて保管しましょう。
この干しえのきを使う際は、包丁やハサミで細かく切ってから使用するようにします。

 

 

 

切る→ほぐす→干す→炒るの簡単ステップで作れるので、気軽に作ることができますね♪

 

 

干しえのきの使い方

では、この干しえのきをどのように使えばよいのかご紹介しますね。
まずダイエットに一番効果的なのが干しえのき茶
これは細かく切った干しえのき5グラムににお湯500ミリリットルを加えて30分程度置いておくと完成する簡単なお茶です。
エノキタケリール酸がたっぷり溶け出したダイエットティーですので、1日かけて飲むようにしましょう。
ちなみに、ここで使ったえのきは最後にそのまま食べると良いですよ♪

 

干しえのきは料理に使っても美味しく食べることができます。
天日干しされたことで旨みがギュッと濃縮されているので、とっても美味しいんです。
細かく切って炊き込みご飯にしたり、乾燥ポルチーニのようにパスタやリゾットにするのもおすすめ。
他にも野菜炒めに入れたり、チャーハンに入れたりするのもおすすめです。
1日に5グラム程度摂取すると良いので、ぜひ毎日えのき茶や料理で干しえのきを摂取してみてくださいね。

 

 

さいごに

身近にある食材で簡単にダイエット食品が作れるのってとっても嬉しいですよね。
今回は安くて美味しい、ダイエットの強い味方えのきについてご紹介しました。
簡単に実践できるのでぜひやってみてください!

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