最近の主流となった人前式。
これは結婚の誓いを神仏に対して行うのではなく、招待したゲストに証人となってもらうスタイルの挙式です。
カジュアルに挙式ができ、また日頃からお世話になっている大切なゲストに証人となってもらえることから、近年人気を集めています。
その中で必要となる【誓いの言葉】。
先輩夫婦はどのような誓いの言葉を立てているのでしょうか？
今回はそんな人前式で必要となる誓いの言葉についてご紹介していきたいと思います。
パターン別 誓いの言葉
誓いの言葉は、それぞれのオリジナル色を出せる演出で、格式のあるスタイルでも、フランクな言葉でも、2人らしさが出ていることが重要です。
ですが、まるごと全部自分たちで考えるとなると、どのような言葉を選んだらいいのか分からないですよね？
他の先輩カップルがどのような言葉を選んだのかを早速チェックしてみてましょう。
あいうえお作文風
これは、新郎新婦の名前それぞれを使った、あいうえお作文風の誓いの言葉です。
例えば、「たいき」さんと「ゆか」さんの結婚式であれば以下のようになります。
た・・・たえず愛情に溢れた家庭を作ります。
い・・・いつまでもずっと彼女を愛し抜きます。
き・・・きちんと働き、苦労をさせません。
ゆ・・・ゆるぎない愛情で支えます。
か・・・かわいい奥さんでい続けることができるよう、努力します。
新郎の名前部分は新郎が述べ、新婦の名前部分は新婦が述べるようなスタイルになります。
ご両親からいただいた大切な名前を使いたい、というカップルにおすすめです。
新郎・新婦が交互に読む
一般的なスタイルが、新郎新婦がそれぞれ読むこちらのスタイル。
新郎の決意表明・新婦の決意表明を言葉にします。
新郎：
・ずっとカッコイイ旦那さんでいれるよう、ダイエットしながら体形を維持することを誓います。
・家族サービスを怠らず、ずっと愛し続けることを誓います。
新婦：
・これからもずっと可愛いと言ってもらえるよう、努力することを誓います。
・●●さんが太っておじさんになっても、一生愛し続けることを誓います。
こちらは、自分が結婚生活において頑張ろうと思うことを、ゲストの前で誓うようなスタイルです。
また、相手の好きなところを挙げるスタイルも人気があります。
新郎：
僕は、○○さんの優しい笑顔と、明るく素直な人柄が大好きです。
これからもその笑顔をずっと守り抜くことを誓います。
新婦：
私は、何事にも真剣に頑張る●●さんに惹かれました。
2人でずっと幸せに過ごせるよう、サポートすることを誓います。
聞いているゲストがほっこりするような内容が良いですね♪
新郎からのプロポーズスタイル
新郎から、改めてプロポーズをして、それを受けることで、ゲストに承認してもらうようなスタイルの誓いの言葉もあります。
これは、新郎がひざまづき、花束を渡すなどの演出をプラスすると、より会場が盛り上がります。
新郎：
本日はご列席いただきありがとうございます。
今日という良き日に、皆様の前で改めて●●さんへの気持ちを伝えさせてください。
●●さんの優しい人柄、そして可愛い笑顔に惹かれました。
いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう。
これから先も、ずっと2人で笑って、たくさんの幸せを作っていきましょう。
結婚してください。
新婦：
はい。よろしくお願いします。
友人や両親などの立会人を立てる
こちらは、両親や親友など大切な人を立会人とし、質問に答えるような形で誓いの言葉を立てるスタイルです。
相手のご両親や相手の親友からの問いかけに答えるような形式です。
新郎新婦が考えるのではなく、その立会人となる人が考えます。
【新婦の両親】
新郎へ：●●さん。新婦の○○は人一倍優しい分、傷つくことも多い性格です。
落ち込んだ時は、甘いものを食べさせると元気になります。
そんな○○ですが守り、愛し抜いてくれると誓いますか？
【新郎】
はい、誓います。
【新郎の母親】
新婦へ：○○さんへ。新郎の●●は食べる事が好きで、美味しいものにはこだわりが強い子です。
美味しいものを食べに○○さんを連れまわしてしまうこともあるかもしません。
そんな●●ですが、一緒に幸せな家庭を築いていってくれますか？
【新婦】
はい、誓います。
相手のご両親や親友を立会人にするスタイルは、ちょっとの自虐と、その自虐をポジティブに捉えたワードを入れることで会場が盛り上がります。。
「ゲームをし出したら止まらない、一生懸命な子ですが」
「お酒を飲むと超がつくほどのハイテンションになってしまう、面白い子ですが」
「いつも食べ物のことしか頭にない、グルメな子ですが」
「何かに熱中すると周りが一切見えなくなる、志の高い子ですが」
というような、ユーモアのあるワードを選んでもらうと良いですね。
さいごに
人前式で必要となる誓いの言葉についてまとめました。
人前式はせっかくの自分たちらしいカラーが出せる挙式スタイルなので、文例や慣習にとらわれず、自分たちが伝えたい言葉を選ぶのがベストだと思います。
素敵な式になりますように。
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