あなたは大丈夫?糖化を防いで老化を止めよう

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ケーキ

みなさんは「糖化」という言葉をご存知ですか?

この糖化、老化や病気を引き起こす大きな原因として、注目を浴びています。

日々行っている食習慣のなかにも、知らず知らずのうちに、糖化してしまう要因が隠れているかもしれません。

糖化しているかどうか自分の食生活を次のチェック項目で確認してみましょう。

 

 

糖化度チェック

□  バイキング料理が好き

□  食卓に野菜やサラダが並んでなくても気にならない

□  ふだん、野菜、豆類、海藻、キノコなどをあまり食べていない

□  バッグにはいつもアメやお菓子が入っている

□  ジュースなどの清涼飲料水を良く飲む

□  出された料理の食べる順番は気にしない

□  夜にお腹がすいて、夜食を食べることが多い

□  お酒を飲んだ後に、「シメのラーメンやお茶漬け」を食べることがある

□  食後に体を動かすという習慣がない

□  夕食を食べるとすぐ寝てしまう

□  食後、眠くなってしまうことが多い

□  早食いしてしまう

 

いかがですか?これらに多く当てはまる人は、糖化のリスクが高くなります。

 

糖化とは?

私たちの体は、たんぱく質でできていますが、たんぱく質は体内に入ってきた糖と結びつきやすい性質を持っています。これらが結合するとAGEという老化促進物質を生み出してしまいます。AGEは、血液中に糖が多い状態で作られます。だから食事を多くとりすぎたり、炭水化物や甘いものなどの糖質の摂取が過剰だったりすると、体に余分な糖が増え、タンパク質と結びつき、AGEが生じます。これが糖化です。糖と結びついてAGEができることにより、タンパク質が固くもろくなり、本来の働きをしなくなってしまうのです。糖化は体が「焦げる」とも例えられます。

 

糖化の原因

過剰な糖の摂取です。糖分は人間を動かすためのエネルギーとも言えますが、糖をたくさん摂る生活を続けていると、糖分が余り、体が処理できなくなります。その結果、糖とタンパク質が結びつき、糖化を起こしてしまうのです。

 

糖化が起こす病気

糖化が進み、血管のタンパク組織がもろくなると、血管壁に炎症がおこりやすくなり、動脈硬化の危険が高まります。動脈硬化が進めば、心筋梗塞や脳梗塞などの病気のリスクが高まります。

血管だけではなく、肌のタンパク質がもろくなると、たるみやすく、シワの老化が進みやすくなります。

糖化による害は、体のあらゆる細胞の機能低下につながります。それにより全身の免疫力が低下したり、内蔵の働きが鈍くなったりし、その結果だるさや疲れやすさが引き起こされている可能性もあります。

 

糖化を予防するには

この糖化、高血糖の状態のもとで進みます。そのため、血糖値を急上昇させてしまう食べ物を控えることが、方法の一つです。血糖値を急上昇させてしまう栄養素が、糖質です。その糖質の代表的な食べ物が、ごはんやパン、うどん、そば、パスタ、ジャガイモなどの炭水化物です。それから、ケーキ屋チョコレート、おまんじゅうなどのお菓子類。さらに、砂糖が入った清涼飲料水やジュース。また、実は果物にも多く含まれます。これらの食べ物を過剰に摂る生活を続けていると、高血糖となり、糖化が進んでしまうと考えられます。

 

糖化を防ぐ食べ方5つのコツ

1.食べる順番を「野菜→肉・魚→炭水化物」に

「野菜→肉・魚→炭水化物」という順番で食べるだけで、血糖値の上昇が緩やかになります。

 

2.緑の野菜をたくさん食べる

緑の野菜は、最強の「抗糖化食品」。この習慣があるだけで、糖化のリスクを防ぐことができます。一日の野菜の必要量は、350グラムです。両手いっぱい分ほどの量になります。

 

3.糖化した食品を摂りすぎない

食品のAGE量は「生」の状態が最も低く、加熱調理すると高くなります。食品を加熱調理したときにできる「コゲ」部分には、AGEが非常にたくさん含まれています。なるべく熱を加えすぎない調理法を選ぶと良いでしょう。

 

4.昼食は、食生活の糖化を考えて調整しよう

朝・夜のメニューは決まりがちですが、お昼は、調整しやすいもの。お昼に何を食べるかは自分で決めやすいことが多いのではないでしょうか。そこで、糖化を進ませないものを意識したもの「低カロリー」や「低GI値」のメニューにすることがおすすめです。一日3食のトータルバランスを考えてお昼のメニューを決定しましょう。

 

5.食後一時間に体を動かそう

食べた後、もっとも血糖値が上がるのは、食後一時間ですので、そのときを狙って運動しましょう。そうすることにより、血糖値が下がり、糖化によってAGEが生産されないようにします。

 

※食べ物以外にも

ハーブティーの、「カモミールティー」がおすすめです。カモミールに含まれる成分にAGEが作られるのを阻害する働きがあるのです。なかでもローマンカモミールには、この成分が多く含まれます。さらに、ドクダミ、セイヨウサンザシ、ブドウ葉といったハーブにも抗糖化の作用があります。

これらのハーブをミックスして作ってみるのも良いですし、これらが含まれたサプリメントもあります。

 

最後に

いかがでしたか?糖化を防ぐために、普段の食生活から見直してみてください。糖分は、体のエネルギーとして必要でもありますので糖化を起こしかねない生活に気をつけ、糖と上手くつきあっていきましょう。

 

参考文献:「糖化」を防げばあなたは一生老化しない

投稿者プロフィール

mayukou
mayukouwebデザイナー
美容と健康を研究中の30代です。特に、アンチエイジングが気になる今日この頃です。スーパーフードが好きです。特に、チアシードやココナッツオイルは、よく料理します。webをはじめとしたデザインのお仕事をしています。水彩画を勉強中。当ブログの中のイラストなども描いています。
とくなび福岡で「福岡の記事も寄稿」しています。
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