気をつけよう!寒くなると、調子が悪くなる自律神経の働きとは

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雪だるま

みなさん、12月に入り寒い冬に突入していますが、体調は壊されてないですか?手袋やマフラーなどの防寒具が手放せない季節となりましたね。外気の寒さは、体の熱を奪うだけでなく、寒さが体へのストレスとなり、体温を調節する自律神経に影響を与える場合があります。

自律神経がおかしくなると、手足の冷えや、肩こり、月経不順など体調に影響をおよぼします。その自律神経とは一体なんでしょうか。

今回は、その自律神経の働きと、その不調になったときの克服のしかたについて解説したいと思います。

自律神経とは

自律神経とは、自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して、体の機能をコントロールしている神経のことです。

運動すると脈が速くなったり、熱いと汗をかき、寒いと体が震えたり、寝ているときは、脈拍数が少ないなど、自分では意識してもできないことを自律神経が担っています。

 

また驚いたときに心臓がドキドキすることや、緊張してトイレが近くなることなど精神的な刺激でも自律神経は働きます。

 

体が寒さを感じると、自律神経の一つである交感神経が優位に働いて血管を収縮させ、身体から熱が逃げないよう体温調節して反応します。このとき、必要以上に血管が収縮して、血流の流れが悪くなり、体の冷えを招いてしまいます。

寒くなって血管が収縮するということは、交感神経が優位状態になり、冷えを起こしやすくするのです。

また、寒さや日常生活のストレスが重なることで、自律神経が失調し、ホルモン分泌に悪影響を与えてしまいます。

 

交感神経と副交感神経とは

自律神経には、2種類あり、交感神経と副交感神経とあります。この二つがバランスよく働くことで、健康状態を保っています。

 

交感神経とは、活動・緊張・ストレスを感じているときの神経です。

一方、副交感神経は、休息・修復・リラックスしているときの神経です。

 

この二つのバランスが崩れることを、自律神経が崩れると言います。

 

自律神経やホルモン分泌が乱れると、体のあちこちで不調が起こりやすくなり、手足の冷え、肩こり、月経不順といった体調不良を招きます。

また冷え性になる人も増えています。

 

自律神経を整え、症状を克服するには

 

効果的な食事をとる

明太子

ビタミンEをとる

崩れたホルモンバランスを整えるのが、ビタミンEです。ビタミンEはホルモンバランスを整えるほか、血行を促進し、肩こりや手足の冷え、月経不順も改善します。

例)明太子

 

入浴する

furo

入浴する時が、一日の中でもっとも副交感神経が優位になる時です。効果的なお風呂の温度は、30℃〜40℃が理想です。理想的な時間帯は、食事の1時間後です。

 

 

睡眠で整える

sleep-pillow

睡眠中は、副交感神経がもっとも働く貴重な時間です。早寝早起きして、生活のリズムを整えましょう。

 

運動で整える

ランニング

運動をしている瞬間は、交感神経が働きますが、運動することで自律神経の働き自体が高まります。普段使わない筋肉を使うと、筋肉がほぐれ血行が良くなります。内蔵の働きも活発になって、副交感神経が働きやすくなります。汗をかくことが増え、体温調整という自律神経の働きも高まります。

効果的な運動は、ジョギング、ウォーキング、サイクリングなどです。

 

最後に

いかがでしたか?寒さは、体温を下げるだけではなく自律神経を乱します。これからますます寒くなる冬に、自律神経を整えるために、今回紹介したことを実践してみてはいかがでしょう。

投稿者プロフィール

mayukou
mayukouwebデザイナー
美容と健康を研究中の30代です。特に、アンチエイジングが気になる今日この頃です。スーパーフードが好きです。特に、チアシードやココナッツオイルは、よく料理します。webをはじめとしたデザインのお仕事をしています。水彩画を勉強中。当ブログの中のイラストなども描いています。
とくなび福岡で「福岡の記事も寄稿」しています。
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