便秘解消の基本|食物繊維・水分・運動で整える4つの習慣

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水、もち麦ごはん、野菜、きのこ、海藻、ヨーグルトを並べた便秘対策の食事

便秘が続くと、お腹の張り、残便感、肌荒れ、気分の重さまで気になりやすくなります。できれば薬に頼らず整えたいと考える人も多いですが、「薬いらず」にこだわりすぎるのは危険です。

便秘には、食事量の不足、水分不足、食物繊維不足、運動不足、ストレス、薬の影響、病気など、さまざまな原因があります。生活習慣で整えられることもありますが、受診が必要な便秘もあります。

この記事では、便秘解消を目指すときに見直したい食物繊維、水分、朝の習慣、運動のポイントと、医療機関に相談したいサインをまとめます。

便秘は「何日出ないか」だけで決まらない

便秘というと「3日出ない」「4日出ない」といった日数で考えがちです。けれど、実際には排便回数だけでなく、便が硬い、強くいきまないと出ない、残便感がある、お腹が張るなども大切なサインです。

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、慢性便秘症診療ガイドラインの定義として、便が大腸に滞ることや、硬便、排便回数の減少、残便感、排便困難などを含む状態が紹介されています。

毎日出ていてもつらければ便秘の可能性がありますし、毎日出なくても苦痛がなければ過度に不安になる必要がない場合もあります。自分の通常のリズムからの変化を見ることが大切です。

まず見直したい4つの習慣

便秘対策では、特定の食材だけに頼るより、毎日の習慣を組み合わせるほうが現実的です。

  • 朝食と水分で腸が動きやすい時間を作る
  • 食物繊維を含む食品を少しずつ増やす
  • 主食抜きや極端なダイエットを続けない
  • 歩く、階段を使うなど軽い運動を入れる

朝の水分と朝食を整える

朝起きたあとに水を飲み、朝食をとると、胃腸が動き出すきっかけになります。忙しい日でも、何も食べずに出かける状態が続くと、便の材料や排便のリズムが不足しやすくなります。

朝に取り入れやすい組み合わせは次の通りです。

  • 水または白湯
  • ヨーグルトとキウイ
  • オートミールときなこ
  • もち麦ごはんと納豆
  • 具だくさん味噌汁

朝食のたんぱく質を整えたい人は、朝食に食べるべき、たんぱく質の多い食事とその効果も参考にしてください。

食物繊維は少しずつ増やす

食物繊維は、便の量を増やしたり、腸内細菌に利用されたりする食品成分です。便秘対策では大切ですが、急に増やすとお腹の張りやガスがつらくなることがあります。

まずは、いつもの食事に小鉢1つを足す、白米にもち麦を少し混ぜる、味噌汁にきのこや海藻を足すなど、少量から始めましょう。

食品群 使い方
穀類 もち麦、玄米、オートミール、全粒粉パン 主食に少量混ぜる
豆類 納豆、おから、大豆、ひよこ豆、豆腐 朝食や副菜に足す
野菜 ごぼう、切り干し大根、ブロッコリー、オクラ 作り置きや汁物にする
きのこ・海藻 しめじ、えのき、わかめ、めかぶ、ひじき 味噌汁、和え物、サラダに使う
果物 キウイ、りんご、みかん、ベリー 朝食や間食にする

食物繊維を多く含む食事の考え方は、食物繊維でお腹を整える食材と簡単レシピでも詳しくまとめています。

水分不足と主食抜きに注意する

便秘対策では、食物繊維だけでなく水分も重要です。食物繊維を増やしても、水分が不足していると便が硬くなりやすいことがあります。

ただし、心臓、腎臓、肝臓などの病気で水分制限がある人は、自己判断で水分量を増やさず医師の指示に従ってください。

また、ダイエットで主食を極端に減らすと、便の材料が減り、便秘が悪化することがあります。白米をすべて抜くより、もち麦や雑穀を少量混ぜるなど、続けやすい形にしましょう。

運動は激しくなくていい

便秘対策の運動は、きついトレーニングでなくてもかまいません。歩く、階段を使う、軽くストレッチするなど、日常の活動量を増やすことから始めましょう。

  • 通勤時に一駅分歩く
  • エレベーターではなく階段を使う日を作る
  • 昼休みに5分だけ外を歩く
  • 寝る前にお腹を締め付けない服装にする
  • 便意を感じたら我慢しすぎない

運動習慣が少ない人向けには、階段で運動不足を解消する最低限の習慣も参考になります。

便秘薬を悪者にしない

「薬に頼らない」ことを目標にしすぎると、必要な治療が遅れることがあります。市販薬を使う場合も、種類によって作用が異なるため、長く続ける前に薬剤師や医師に相談しましょう。

特に、刺激性の下剤を自己判断で長期間使う、複数の便秘薬やサプリを重ねる、効かないから量を増やす、といった使い方は避けたいところです。

受診したいサイン

便秘はよくある悩みですが、病気や薬の影響が隠れていることもあります。次に当てはまる場合は、食事だけで様子を見ず医療機関に相談してください。

  • 急に便秘が始まった
  • 血便がある、便が黒い
  • 強い腹痛、吐き気、嘔吐がある
  • 発熱や体重減少がある
  • 便が細くなった状態が続く
  • 便秘と下痢を繰り返す
  • 市販薬を使っても改善しない
  • 妊娠中、産後、高齢者、持病がある

日本臨床内科医会も、自己療法で対処せず受診が必要な便秘について注意を促しています。不安があるときは早めに相談しましょう。

簡単レシピ:もち麦ごはんと具だくさん味噌汁

便秘対策を食事で始めるなら、主食と汁物を整えると続けやすいです。

材料

  • 白米 2合
  • もち麦 商品表示に合わせた量
  • しめじ、えのき、わかめ、豆腐
  • だし、味噌
  • 好みで納豆やキウイ

作り方

  1. 白米にもち麦を混ぜ、表示通りの水加減で炊く。
  2. 味噌汁にきのこ、わかめ、豆腐を入れる。
  3. 朝食または昼食に、もち麦ごはんと具だくさん味噌汁を組み合わせる。

一度に全部変えようとせず、まずは週に数回から始めると続けやすくなります。

よくある質問

毎日出ないと便秘ですか?

毎日出ないだけで必ず便秘とは限りません。硬い便、強いいきみ、残便感、お腹の張りなど、つらさがあるかも含めて見ましょう。

便秘にはごぼうだけ食べればいいですか?

ごぼうは食物繊維を含む食品ですが、単品に頼る必要はありません。穀類、豆類、野菜、きのこ、海藻、果物を組み合わせましょう。

アロエやお茶で出す方法は安全ですか?

便通を促す成分を含む商品もありますが、体質や使い方によっては合わないことがあります。便秘目的で常用する前に、薬剤師や医師に相談してください。

便秘と肌荒れは関係ありますか?

便秘が続くと体調や食生活の乱れが肌に影響することはありますが、便秘だけが肌荒れの原因とは限りません。スキンケア、睡眠、食事、ストレスも合わせて見直しましょう。

まとめ

便秘解消を目指すなら、「薬いらず」にこだわりすぎるより、食事、水分、朝の習慣、運動、受診目安をバランスよく考えることが大切です。

食物繊維は少しずつ増やし、水分をこまめにとり、主食を極端に抜かないこと。つらい症状や急な変化がある場合は、自己判断で長く我慢せず医療機関に相談しましょう。

参考情報

投稿者プロフィール

Beauty LifeHack編集部
Beauty LifeHack編集部
Beauty LifeHack編集部です。美容・健康・ダイエット・暮らしを整えたい女性に向けて、日常で実践しやすい情報をわかりやすく発信しています。
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