ご飯に昆布を入れて炊くとダイエット効果アップ?

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ご飯を炊くときに一切れの昆布を入れるとダイエット効果があるってご存知ですか?実は「昆布」にはダイエットに嬉しいパワーをもつ嬉しい食材なんです。

今回は、ご飯に昆布を入れて炊くだけの、おすすめ簡単レシピをご紹介します。

 

 

2つのダイエットポイントを抑えよう

簡単!食べる順番ダイエット」の記事でもご紹介していますが、食事をすると血糖値が上がり、分泌されたインスリンが糖をエネルギーへと変換し、不要な糖は脂肪として蓄積されます。このとき、分泌されるインスリンの量が多ければ多いほど糖は脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。

ではインスリンの分泌量を減らすにはどうすれば良いのでしょうか?
答えは「血糖値の上昇をおだやかにすること」。
血糖値が急激に上がればインスリンも多く分泌され、血糖値の上昇が穏やかであればインスリンの分泌量も少なくなるからです。
食事の際に血糖値の上昇を穏やかにすること、これがダイエットのポイントの一つです。

血糖値が上昇することによって、脳は「お腹一杯になった!」と判断します。
逆に血糖値がエネルギーへと変換されて、少しずつ消費されていくと「お腹空いてきた!」と判断します。
血糖値が急激に下降すればするほど「すごくお腹が空いた!」状態になります。
これがお腹が空く仕組みです。
ごはんを食べた後、血糖値が下がってしまうとお腹が空き次のご飯まで待てません。いわゆる「小腹が空いた」状態になります。
逆に血糖値の低下が穏やかならば、小腹がすいたといって間食をしたくなる誘惑も小さくなるわけです。これがダイエットの二つ目のポイント「血糖値の急激な下降を防ぐ」です。

このダイエットのポイントとなる食材が「昆布」。
昆布が持つダイエットパワーは想像以上に頼もしいものだったのです。

昆布が持つダイエットパワー

では、なぜ昆布が血糖値に関係するのか?
それは昆布が持つ「水溶性食物繊維」という成分にあります。
水溶性食物繊維とは名前の通り水に溶ける食物繊維。水に溶けると粘性が強くなるという特徴があります。
この水溶性食物繊維には炭水化物など糖質の吸収を緩やかにし、血糖値の急激な上昇・下降を抑える働きを持つのです。
また保水性に優れており、胃の中で水分を含んで膨張し、腹持ちをよくしてくれるというダイエットに嬉しい働きも。
さらに腸内で有害物質やコレステロールなどを取り込んで便として排泄してくれる作用もあります。
つまり、昆布が持つ水溶性食物繊維は、ダイエットのポイントを抑えた優秀な食材ということになります。

昆布に含まれる成分とその効果

・フコダイン
免疫力をアップさせる、肝機能を高めるなどの効果を持つ成分。近年では癌にも効果があるとされています。

・ヨウ素
タンパク質や脂質糖質の代謝を促してくれる成分です。基礎代謝アップにも効果がああります。

・カリウム
余分なナトリウムを体外に排泄してくれる働きをもつ成分。血圧を正常に保つ効果があるので高血圧の予防になります。

・カロテン
抗酸化作用が強く、コレステロールの酸化を防ぐので動脈硬化を予防する働きをもちます。また、肌荒れやニキビさらにエイジングケアにも効果的。

いかがですか?
昆布にはダイエットはもちろん、健康や美容にも嬉しい成分がたっぷりと含まれていることがわかります。
では、いよいよダイエットレシピをご紹介していきましょう!

おすすめダイエットレシピ:ご飯と昆布を一緒に炊く

材料
・     お米 2合
・     出汁昆布 10cm角 1枚

レシピは簡単♪
洗ったお米に出汁昆布とお水を入れて、30分~1時間浸けておくだけ。
あとは、そのまま炊飯器で一緒に炊けば完成です。

 

昆布は国産のものを選ぶ方が多いようです。

おいしく、そしてダイエット効果もアップ

いかがでしたか?
身近にある昆布はダイエット、健康、美容に良い、すごい食材だということが分かっていただけたと思います。
ぜひ毎日の食生活にプラスしてみてくださいね。

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