最近、冷たいシリーズやヨーグルトやフルーツとミックスしているもの、フリーズドライなど、コンビニなどでもオシャレなパッケージで売られているのを見かける甘酒。メディアでも芸能人が愛用していたり、美容効果があると取り上げられてます。
今回は、話題の甘酒について、どのような効果があるのか見ていきましょう。
甘酒とは
甘酒は簡単に言うと、お米からできる米麹を使った甘味飲料です。そのまま発酵が進むと酵母菌が糖分をアルコールを作りアルコール発酵が進むとどぶろくというお酒になります。
甘酒には2種類ある
甘酒には、酒粕に砂糖を加えて作ったものと米麹を発酵させて作ったものの2種類があります。
独特の甘みは、お米のでんぷん質が発酵してできるブドウ糖で、自然の甘みです。
酒粕に砂糖を加えて作ったもの
酒粕にアルコールが含まれていることから、アルコール分を含んだ甘酒になります。
酒粕には甘味がなく砂糖を加えて作られるため、米麹が原料の甘酒よりも高カロリーです。
米麹を発酵させて作ったもの
現在よく出回っている甘酒はこちらで、含まれるアルコール分が1%未満な為、ソフトドリンクとして取り扱われています。
酒粕で作られたものよりも癖がないのが特徴です。
マッコリとの違いは?
マッコリは、米や麦等の穀類を蒸して麹と水を混ぜて発酵させたお酒です。
甘く酸味があり、炭酸発泡があるのが特徴で、6~8度のアルコール度数があります。
一方、甘酒は米・米麹・お水で発酵させた甘味飲料ですからお酒ではありません。
見た目が「どぶろく」に似ていることから「甘酒」と言われるようになったようです。
甘酒の歴史
甘酒は古くから日本の庶民の間で親しまれてきたようです。
甘酒の起源は古墳時代に遡り、『日本書紀』に甘酒の起源とされる天甜酒(あまのたむざけ)に関する記述がある。古くは「一夜酒(ひとよざけ)」または「醴酒(こさけ、こざけ(「濃い酒」の意))」と呼ばれた。かつては夏に、「甘い・甘い・あ〜ま〜ざ〜け〜」などの文句で行商も多く、俳句において夏の季語となっている。夏に飲む場合は夏バテを防ぐ意味合いもあり、栄養豊富な甘酒は体力回復に効果的ないわば「夏の栄養ドリンク」として、江戸時代には夏の風物詩だった。守貞漫稿には、「夏月専ら売り巡るもの」が「甘酒売り」と書かれており、非常に人気がある飲み物であった。当時の江戸幕府は庶民の健康を守るため、老若男女問わず購入できるよう甘酒の価格を最高で4文に制限しており、武士の内職としても甘酒造りが行われていた。
ウィキペディアより
甘酒の成分
甘酒の成分は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、またシステイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれています。
これらの栄養成分が、栄養補給の「点滴」に含まれているものとほぼ同じため、飲む点滴と言われています。
甘酒の効果とは
腸のデトックス効果
オリゴ糖と食物繊維が便秘に効果的です。オリゴ糖は腸内の善玉菌の栄養になるので大腸を健康に保ち、また食物繊維は腸内の老廃物をお掃除してくれるので、Wの効果で便秘が解消されます。
美白効果
ビタミンB群、コウジ酸には、お肌を白くしてくれる美肌効果があります。肌の外から使用するお化粧品にも美白効果で注目されています。
ダイエット効果
ビタミンB群は脂肪を燃焼してくれ、ダイエットにとても効果的です。
甘酒に含まれるブドウ糖はカロリーが高いので、飲み過ぎには注意して約200mlくらいがオススメです。
オススメの甘酒
海外でもジャパニーズヨーグルト、ライスミルクとして売っている企業もあるほど、その健康美容への効果は注目されている甘酒ですが、
国内で人気の砂糖不使用、ノンアルコールで米麹を発酵させて作った甘酒をご紹介します。
日本古来から親しまれてきた甘酒を日常に取り入れて健康維持をしながら、ツルツル美肌を目指していきましょう!
八海山 麹だけでつくったあまさけ 825g×6本セット
麹が造りだすやさしい甘みを活かしたすっきりと上品な味わい。 砂糖不使用・ノンアルコールで お子様から年代問わずオールシーズンお楽しみいただけます
マルコメ プラス糀 米糀からつくった糀甘酒 125ml×18本
マルコメの無加糖の甘酒です
vegie(ベジエ) / 菌活美人
マンゴー、オレンジを使用したフルーティーな粉末甘酒です。 甘酒が苦手な人も飲みやすく、 砂糖不使用・ノンアルコールなので お子様からお年寄りまで楽しめる商品です。
投稿者プロフィール
- 古くから伝わるものからトレンドまで幅広く情報をリサーチしています。ビューティーアドバイザーの経験を持ち、企業にてデザインやライティングを経験。コスメ、ファッション、グルメ、音楽、映画、芸術などに興味がありナチュラルライフを目指しています。いくつになっても美しくいたいのは世界共通。女性が頑張りすぎず、自分らしく心地良く輝くための記事を発信していきます。
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