春から夏にかけて、紫外線が強くなってきます。
紫外線が強くなると、気になるのがシミ。シミは紫外線をはじめ、さまざまな理由で女性を悩ませます。しっかりケアして、キレイな肌を保ちましょう!
4つのシミタイプ
女性を悩ませるシミを四つのタイプに分類できます。
肝斑(かんぱん)
女性だけにできる、境界がはっきりしない淡褐色をしたシミ。地図のようにべったりとして見えます。両頬や額、下あご、上唇などに、左右対称に現れるという特徴を持っています。おもに30歳から40歳以上の女性に見られます。
原因…女性ホルモンと関係しています。妊娠によって発生したり、経口避妊薬(ピル)によって発生する場合もあり、ホルモンバランスに関係しているとされます。
また、紫外線に当たりやすい部位に症状が現れやすく、紫外線に当たることで症状が悪化していることから、発症の原因として紫外線も関係していると考えられています。またストレスも関係しています。不規則な生活や睡眠不足も良くありません。
対策…妊娠中や生理前などは、意識して紫外線対策をして原因を断ち切りましょう。また規則正しい生活を送りましょう。
おすすめの薬
日光性色素斑(にっこうせいしきそはん)
別名、老人性色素斑ともいわれ、30代を過ぎると皮膚の老化によって現れます。顔面や手の甲、前腕など日光の当たるところにでき、シミの境界がはっきりとしていて5~20mm大の丸っぽい褐色をしたものです。メラニン色素が蓄積して皮膚の表面にシミとなって見られるようになってきます。
原因…紫外線です。紫外線の刺激によって、メラニンが増加・沈着することが原因です。日々の日焼けの積み重ねで引きおこします。普段からファンデーションを塗らなかったり、20歳を過ぎてから海などでかなり日焼けをしていたり、日頃から日焼け対策をとってないなどの理由が挙げられます。
対策…毎日しっかりUVケアをすること。また、早いうちにシミ対策用の化粧品でケアすることで、改善できます。
※メラニンとは?
黒褐色の色素を作る細胞のことです。また、その色素がシミやソバカスの原因になります。もともとメラニンは、紫外線の刺激から肌を守るために、太陽の光を吸収する働きを持っています。体内にメラニンの量が少ないと、紫外線が肌の中にまで入り込み、コラーゲンやヒアルロン酸からできる細胞を壊してしまいます。そうすると、肌の水分や弾力が失われ、それを防ぐためにメラニンが増えます。そうすると、小麦色になるというわけです。メラニンの量で肌色が決まるのです。
ソバカス
顔の頬や鼻にできる茶色の斑点のことを指します。5歳頃から生じ、思春期に目立つようになる5mm以下の色素斑です。
原因…体質遺伝です。色白でメラニンが生産されやすい人に多いです。肌色の白い人種は、紫外線防御機能が働き、ソバカスができやすいとされます。
対策…紫外線から肌を守りましょう。また新陳代謝を高めてメラニン色素を追い出しましょう。
炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)
ニキビや湿疹のあと、カミソリ負けやキズのあとなどが、炎症を起こし色素沈着を起こしシミになります。また、メラノサイトという体の細胞が、湿疹や紫外線で活性化されることによりメラニン色素を大量に生産して沈着します。
日光性色素斑と同じく、はじめは薄い茶色をしていますが、紫外線を受けることにより徐々に濃くなっていきます。ほとんどの炎症性色素沈着のシミは時間とともに消えていきます。
原因…ニキビ、湿疹、キズなどの炎症です。
対策…炎症性色素沈着のシミは時間とともに薄くなって消えますが、中には2〜3年かかるものやメラニン色素が真皮にまで到着して、消えなくなってしまうものもあります。
ピーリングや美白化粧品を使うことが有効です。また肌の炎症は、肌荒れだけでなくシミの元となってしまうので、日々のお手入れを欠かさずに。
シミの対処法まとめ
紫外線をできるだけ避けて、新陳代謝を高めましょう。
そして積極的にビタミン類を取るようにしてください。
ビタミンEには、新陳代謝を高め、ターンオーバーを促進する働きがあります。
また、適切な化粧品でケアしましょう。
最後に
いかがでしたか。4つのシミを知り、早めに対策をとって予防したいですね。シミができてから対策するのではなく、UVケアなど、シミを予防していくことが大事です。日々の積み重ねで、美肌につなげていきたいですね。
投稿者プロフィール
-
美容と健康を研究中の30代です。特に、アンチエイジングが気になる今日この頃です。スーパーフードが好きです。特に、チアシードやココナッツオイルは、よく料理します。webをはじめとしたデザインのお仕事をしています。水彩画を勉強中。当ブログの中のイラストなども描いています。
とくなび福岡で「福岡の記事も寄稿」しています。
最新の投稿
- 商品レビュー2017年10月31日1日のいたわりに♪資生堂の「エリクシール スリーピングジェルパック」の使い方とレビュー
- スキンケア2017年10月24日寝る前に塗るだけでOK!お疲れ時の顔パックには、ジェルパックがおすすめ
- 睡眠2017年10月18日必見!寝ても疲れが取れない原因と対策法。睡眠の質を上げるには?
- 海藻・キノコ2017年10月5日美肌やダイエットに効果的!もずくの栄養と効能♪美味しいレシピもご紹介